こんくるーでぃんぐせんてんすって何?
文章のひとかたまり(paragraph)の
結論文(concluding sentence)には何を書くのだろう?
ロジカルシンキングの初歩を学んだり、
英語のパラグラフライティングの授業を受けるなかで、
結論文に何を書けばいいのかわからなくなってしまった。
そもそも、パラグラフ内の文章には配置と内容に決まりがあるのだ。
手元の資料を参考に書くと・・・
- Topic sentence:
パラグラフで語る内容全体について、一般的な言葉で説明する文 - Supporting sentence1(Body1):
Topic sentenceの内容の詳細を説明する文。 - {Supporting sentence2-X(Body2-X)}
- Concluding sentence:
パラグラフで与えられた情報を要約する
Concluding sentenceにはパラグラフの要約を書くらしい。
でも、そのとき、Supporting sentenceで列挙した内容を
まとめて、いいなおすだけでよいのだろうか?
それとも、情報を要約して新たに何かメッセージを
発信するための文なのだろうか?
英語の授業の先生(外人)に結論文に何を書くべきか聞くと、
英語が得意でないため、深い理解はできなかったが、
summaryとargumentという単語はかろうじて聞きとれた。
summary:要約
argument:議論、主張
Concluding sentenceはパラグラフで与えられた内容を
要約する文章だから、argumentを要約するのかな?
でも、結果を提示するときに、グラフの説明をするパラグラフでは、
主張なんていれたらだめよね。
argumentだけではなく、descriptionの要約もあるのかも。
そしたら、こんな感じ?
descriptionのsummaryとして考えた例
Topic sentence:
このグラフは1900年から2000年のタヌキの捕獲数の変化を表している。
Supporting sentence:
タヌキの捕獲数は1900年から2000年までの間に50頭から3000頭まで、
5年おきの周期的な変動を示しながら増加した。
Concluding sentence:
タヌキの捕獲数は1900年以降、2000年まで増加傾向にある。
(捕獲が増えたからって、タヌキの個体数が増えたとか余計な主張はしない)
argumentのsummaryとして考えた例
Topic sentence:
近年、いくつかの人間に関わる理由でタヌキが増えている。
Supporting sentence:
第一に、狸寝入りは過去のものとなり、車にすばやく反応するため、
タヌキの交通事故が減った。
第二に、タヌキが残飯を食べるようになり、今までよりこどもを
多く産むようになった。
第三に、タヌキの主な死亡要因である疥癬症(皮膚病)にかかった
タヌキが、動物園で保護され治療されることが多くなった。
Concluding sentence:
タヌキと人間の関係が変化したことで、タヌキは個体数を増加させている。
(Topic sentenceの主張を別の言葉で言い換えた)
これらの例はわからないなりに自分で考えたものであり、
間違っているかもしれない。
(間違ってたらコメントで教えてください)
だが、discriptionとargumentという2つに種類を分けて考えると、
結論文に何を書くべきか、少し理解が進んだような気がする。
結局、こんなところかなぁ。
■Concluding sentenceに書くべき内容■
Topic sentence で掲げた内容の要約を書く。
discriptionのパラグラフでは、全体像。
argumentのパラグラフでは、主張。