むじなが夢みた大空

崖っぷちどうぶつ好き大学院生の奮闘記

【読後の感想】大学教授という仕事 杉原厚吉 著

大学院生にとって,研究を続けるための一つの道として,

大学教授を目指す人も多いのではなかろうか.

 

だけど,教授が部屋にこもって何をしているのか,

知っていますか?

私は,教授と毎日のように顔を合せているが,

よくわかっていないと思う.

 

本書「大学教授という仕事」には,

東大の教授を長く務めた著者の体験にもとづき,

多岐にわたる大学教授の仕事内容がかかれていた.

 

・研究と学生指導

・研究資金の獲得

・論文の生産

・大学などの管理運営

・入試問題の作成

・学会活動

・査読

・他大学での非常勤講師

・著作活動

・社会還元

 

私のように,大学院でやりたい研究だけをやってきた

人間からすると,このうちの研究および論文生産程度しか,

経験できていないように思う.

しかも,論文書きだけでも,形にするのに苦労している.

 

正直,今の自分が大学教員になれたとして,

このように多くの仕事をこなせるかどうか自信がないが,

この本のすごいところは,これらの活動から得られるものも多いと

前向きに書かれており,魅力的な活動に思えることである.

 

ここには,著者の前向きで実直な性格があられているように思う.

私がお世話になってきた教授達も,

常に前向きで,何かを生産している姿が思い起こされる.

 

大学教授を目指して,研究はもちろんのこと,

そのような人間性を獲得できるよう努力していこう.

 

 

 

大学教授という仕事 増補新版

大学教授という仕事 増補新版

 

 

梅の花が咲くとき

一本の梅の木の中でも、

花が咲くタイミングは違う。

 

f:id:anagumat:20150201133846j:plain

 

とある大学キャンパス内の梅の木である。

 

写真の真ん中やや左から中央下にかけて、

花が咲いている。

 

他の枝にはほとんど花が咲いていないのにである。

 

何が違いを生むのだろう。

 

そう思って写真を見ると、

花の列の延長線上に排気管のようなものが見える。

 

この排気管から漏れる空気がこの一列の

花を咲かせたのではないか。

 

温度か気流か、はたまた化学物質か、

どれが作用したのかは定かではない。

 

だが、梅の木の花は、すべて一斉に咲くのではなく、

それぞれのつぼみで環境の変化を感じていることは

明らかだろう。

 

このような個体内のばらつきは、

一部の花が間違った時期に咲いてしまっても、

他の花がよりよい時期に咲くことで、

子孫を残す可能性を残す。

 

梅の木やもしかすると他の木が、

なるべく多くの実をつけるために、

獲得した特技なのではなかろうか。

 

身近ないきものでも、気にしていると

ふとした瞬間に発見がある。

 

これだからいきものは面白い。

 

■一本の梅の木の花であっても、それぞれのタイミングで咲く■

レンタル自転車baybike!

 

レンタル自転車baybikeは

使い勝手がよい!

 

baybikeはみなとみらい横浜のレンタル自転車。

 


横浜コミュニティサイクル(レンタサイクル)- baybike [ベイバイク]

 

 

レンタル自転車というと、

なんとなく古めかしい自転車屋さんで、

ぎしぎしいいそうなチャリを借りるのかと思いきや、

そんなことはない。

 

baybikeはNTTドコモが行っているサービスらしく、

利用登録後はおさいふケータイやICカードなどを

会員証代わりに使用するおしゃれぶりだ。

 

自転車も折りたたみ自転車のような小型ではあるが、

みなとみらいの人混みを抜けるのにちょうどよいサイズである。

自転車のこぎごこちもよく、

人混みをすいすい追い抜いていくことができる。

 

これまで、みなとみらいは徒歩で回っていたため、

行動範囲が駅周辺に限られていたが、

baybikeを利用すればどこにでも自由に行ける。

 

行ったことがない小道に隠れ家的なお店がないか

調べるのも楽々である。

 

実際、昨日は横浜元町洋菓子研究所という

チーズケーキに力を入れているお店を見つけた。

 


横濱元町洋菓子研究所

 

看板メニューのタルトフロマージュもさることながら、

アッザトルテ(?)とかいう名前の、

ラムレーズン入りのチーズケーキがおいしかった。

 

うむ。

 

ほんとうにおいしかったのです。

 

甘党ではないため、あまりケーキで感動しないけれど、

珍しくとてもおいしく感じたケーキでした。

 

これも、baybikeでさくさく回れたおかげである。

 

baybike様々である。

 

 

 

ただ、難点もある。

 

昨日はあまり気にしていなかったが、

baybike受付でもらった資料を後から見ると、

実はみなとみらい横浜は、駐輪禁止区域だらけなのである。

 

よい子はお店の前に自転車をおいてはいけないのである。

 

この点が解決されれば、もっと使い勝手が良さそうな、

baybike。

 

みなとみらいでのデートの際に、

検討してみてはいかがだろうか。

 

■ みなとみらいの散策にはbaybike!■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Rにおける文字列内の空白削除

 

"13 東 京"    ,   "27 大 阪"

 

文字の間に空白が・・・。

 

印刷したときに見やすいのかもしれないけど、

データとしてはじゃまやねん!!!

 

こんなイライラをRで解決したい人には、

以下の関数をどうぞ。

 

 

<全削除>

gsub(" ", "", x, fixed = TRUE)

(xは文字列)

regex - How to remove all whitespace from a string? - Stack Overflow

 

 

<前後の空白だけ削除>

library(stringr) *strinrパッケージ

str_trim(x, side = both)

 (xは文字列)

stringr — Rの文字列をまともな方法で処理する — Watallica metallicus

 

 

全削除についてはGoogle先生も日本語で教えてくれなかったので、

後の自分のためにも転記しました。

引き出しが開きにくい理由

引き出しの開きやすさは中に入っているものの量と、

中に入っているものの引っかかり度合で変わる。

 

引き出しの中いっぱいに、砂が入っていれば、

重くて開けにくい。

 

引き出しの中に先の別れた長い枝が入っていれば、

周囲に引っかかるため開けにくい。

 

記憶についても同じではないだろうか。

 

たくさんの記憶があると、特定の記憶が引き出せない。

 

思い出したくない記憶があると、

それを思い出さないようにしながら思い出すが難しくなる。

 

自分には思い出したくない痛みが多いようだ。

 

大学入試で第一志望校に入れなかったこと

バイトをクビになったこと

いくら頑張っても論文の序が受け入れられないこと

何も準備できないままゼミをやらされること

お前のためだとやりたくないことをやらされること

うそつきだといわれること

何も成長しないといわれること

何を言っても否定されること

 

記憶の引き出しを開けるためにも、

苦しいけど過去の自分に会いにいかないと

いけないのかもしれない。

 

■過去の痛みが記憶力を悪くする?■

 

変革の声

既存の体制への不満。

周辺への恐怖。

閉塞感。

 

変革の声はこういったことから生まれるのだろう。

 

サイコパス

結城友名奈は勇者である

進撃の巨人

 

知らぬ間に、変革の声を聞いているのではなかろうか。

 

夜のヤッターマン

 

ヤッターマンは、主人公であるヤッターマンが、

悪者のドロンボー(ドロンジョたち)にお仕置きをする

有名なアニメだ。

 

あまり真剣に見ていたわけではないが、

よくドロンボーが飛ばされ、ドクロマークの

爆弾の煙が上がっていたことを覚えている。

 

しかし、夜のヤッターマンは逆である。

ドロンジョの子孫のレパードという少女が、

ドロンボーとなり、ヤッターマンにお仕置きをする

という視点である。

 

今まで正義の味方だと思っていたものが、

見方を変えると悪者になる。

 

こんなことを暗に意味しているのではないか。
 

脅威との折り合いを目指しているであろう物語もある。

 

東京グール

 

もちろん、夢や努力を描いた作品や娯楽のための作品もあるが、

 一部のアニメは風刺画として機能しているのではなかろうか。

 

このような性質を理解したうえで観るのは理解を深めるのに

有益である。

しかし、ただ楽しんでいる間に、

流されていかないようにしないといけないと思う。

 

■アニメを介した洗脳に気を付ける■

 

データ入力完了!

今年度の研究のデータ入力が終了した。

全国の市町村にむけて動物についての

アンケートを行ったデータである。

 

なるべく多くの市町村に協力してもらいたいと

思い、できる限り行った結果、

全市町村の約30%から回答を得た。

回答率も7割後半と上々だ。

 

予算が少なかったため、

書類を一斉に郵送するような調査はできなかった。

 

その分を努力でカバーしようとしたため、

何度も心が折れて、やめようと思った。

 

調査法を決めたあとで、

 

「アルバイトして予算をかせぎ、

郵送した方がコスパがいいでしょ」

 

といわれ、困惑したときもあった。

 

 

当初目標は市町村全制覇だったし、

下方修正した目標も半数と考えていたため、

30%では目標を達成できなかったといえる。

 

だけど、全国の傾向を把握するのには

十分なデータが得られたと思う。

 

これからの解析が楽しみである。

不安でもある。

といっても、簡単な結果は既に図示してあるので、

きっと大丈夫。

 

みんなが楽しめる結果になるはず!

 

データの入力ミスの修正や、

他のデータの形式変換など、

めんどくさいことも多いけど

がんばろう。

 

■○○○は積雪地に多そう■